内戦が終わり活気を取り戻した首都
マプート/Maputo
モザンビークの南端、インド洋に面したマプートは、1907年に北部のモザンビーク島から変遷されて首都となった。かつては、南アフリカのケープ・タウンや南米のリオ・デ・ジャネイロとならび称される美しい港町だったが、15年におよぶ内戦により首都機能崩壊にまで至ったが、現在の復興はめざましく、アフリカ第二位の規模を誇る港へと復活を遂げた。
植民地時代の面影を残すポルトガル風の建物と、近代的な高層ビルが混在する街には、庶民の活気が渦巻く市営マーケットがあり、カラフルな果物、野菜、魚介類、スパイス、雑貨などが所狭しと並ぶ。 |
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青いインド洋と光るサンゴ礁
バザルト群島/Bazaruto Archipelago
首都マプートから北へ約500キロに位置し、アフリカ大陸とマダガスカルとの間にあるモザンビーク海峡に浮かぶ4つの島からなる。小さな漁村ビランクゥロ(Vilankulo)の沖合約10kmにあるため、ここからモーター・ボートや「ドァウ(dhow)」と呼ばれる帆船で渡ることができる。
スノーケリングやスキューバ・ダイビングを目的に訪れる人が大半を占め、青く澄みきった海に広がるサンゴ礁と色とりどりの魚たちに癒やされる。
近年、観光化が進んできたが、まだまだ手つかずの美しい自然が残っており、まさにパラダイスと呼ぶにふさわしい。 |
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